ルイ16世

「なんと、それは叛逆ではないか!」 "Mais c'est une re'volte!" 「陛下、これは叛逆(re'volte)ではございませぬ。革命(re'voltion)でございまする。

-[1754-93] 1789年7月14日ルイ16世が側近リヤンクール公よりバスティーユの襲撃を聞いた返事-
前回のロラン夫人に続いて、フランス革命ネタをもうひとつ。この後ルイ16世やマリー・アントワネットはギロチン台までまっしぐらなんだけど。ルーマニアのチャウシェスク大統領も夫人と二人バルコニーから眼下の民衆の怒りに騒然とする有名なシーンがあるんだけど、彼は口をあんぐりあけて目が泳いでいたぞ。多分、"re'volte!"と"re'voltion"のニュアンスが、「叛逆」と「革命」のニュアンスとは微妙に違うのではないかと思ったりする。まあ、しかし今も昔もフランス宮廷をはじめとしたご乱交のすごさにはおそれいる。日本の朝廷や、君主のほうがまだましだと思うのはバイカー修ちゃんだけかなあ。フランスって近代革命の元祖だけど、その呪縛に縛られているって感じがする。「民衆の革命は正義だった!」ってね。本当?うそでしょ。そんなきれいなものじゃないでしょ?でもこれを全面的に正義化してしまったからあとの整合性をとるのにうその上塗りをしなきゃいけない。イデオロギーの欺瞞が問題なのは社会主義だけじゃないのだと思うぞ。「自由」この言葉に隠された欺瞞。だれもいわないけど。

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