コント・ド・ビュッシー・ラビュダン

愛にとっての不在は火にとっての風。小さなものは消し去り、大きなものはさらに燃え上がらせる。

-コント・ド・ビュッシー・ラビュダンの言葉-

今から20年前の1986年1月28日。スペースシャトル「チャレンジャー」に乗った世界初のアジア系宇宙飛行士エリスン・ショージ・オニヅカ。ハワイ出身の彼の名は「鬼塚」、ショージの字はわからない「昭司」なのか「正司」なのか。長男だから「二」ではないと思うんだけど。日系二世なんですね。なんと彼の曽祖父は福岡県浮羽市の出身なんです。そしてハワイのコーヒー農園の息子。真珠湾攻撃では苦労されたでしょうね。日本でもすごく話題になりました。浮羽に墓参りに来た半年後、彼の乗った「チャレンジャー」は多くの人が見守る中打ち上げ直後に大爆発をおこしたのでした。彼はアメリカ軍人として任務に散ったのです。今彼の夫人ローナさん(彼女も白人ではありません)は他の遺族の方と「チャレンジャー財団」を設立して宇宙教育に尽力されていると聞きます。宇宙飛行って崇高な意思とまさしくチャレンジャー・スピリットと身を捧げるという精神が必要なんですね。軍人さんが多いのもわかる気がする。どっかの「カネ儲け」しかアタマにないやからがヤル気もないのに株価を上げるためだけの目的で宇宙旅行を口にしちゃいけないのだ。おっとっと・・、軌道からそれて第10番惑星にいっちゃいそうだぞ。そのオニヅカ中尉の伝記が「風は偉大なる者を燃えたたせる"Wind enkindles the Great"」というタイトルなんです。実はバイカー修ちゃんはコント・ド・ビュッシー・ラビュダンという人物はまったく知らずにオニヅカ中尉の伝記で知ったのです。「愛にとっての不在は火にとっての風。小さなものは消し去り、大きなものはさらに燃え上がらせる」原文は"Absence is to love what wind is to fire; it extinguishes the small, it enkindles the great."となっています。天空に散っても偉大なるオニヅカ中尉の意思は残る。国籍は違っても彼には日本人・鬼塚の血が流れていたんです。

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