フェデリコ・フェリーニ

すべて芸術とは自叙伝的なものだ。つまり、真珠は貝の自叙伝なのだ。

-[1920-93] イタリアの映画監督 フェデリコ・フェリーニの言葉-

フェリーニを知ったのは、中学生の頃だったと思うけど、「水曜ロードショー」か「日曜洋画劇場」なんてのがあったのですね。

昔は今と違ってバラエティなんてほとんどなかったから(長崎の田舎ではやってなかったというだけか?)洋画ばっかりやってたんですね。

その中で「世にも怪奇な物語」っていうオドロオドロしいエドガー・アラン・ポオ原作の映画がありました。覚えている人も多いかな?

3部のぜんぜん関係のないオムニバスドラマを集めた変わった映画だったんですが、その3話「悪魔の首飾り」がこのフェリーニ監督のやつでした。

赤い少女にまとわり付かれた主人公の俳優が夜のローマをフェラーリで走り回る。怖かったなあ・・。

バイカー修ちゃんのホラー嫌いの原点かもしれませんなあ。

これよりも同じフェリーニが脚本で参加したロッセリーニの「無防備都市」のほうがいいと思うのだ。

フェリーニ監督の映画はこの時代のこれがすき!って人しか理解できないような気もする。

そんな彼が言ったこの言葉はすばらしい。

人の人生はすべて「芸術」だ。野心の芸術。背徳の芸術。怠惰の芸術。狂気の芸術。不条理の芸術。一生の間に残された「カス」を他人が見てどう判断するのかが問題なんだろうけど。

真珠に価値があるのか?と問われれば、その価値は人間が勝手に決めたものであって、阿古屋貝が決めたものではない。

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