ジョージ・バンクロフト

美とはそれ自身、知覚し得る神のイメージに他ならぬ。

-[1800-91] 米国の歴史家・政治家 ジョージ・バンクロフトの言葉-

先週ずっとラスベガスやグランドキャニオン、ザイオン国立公園にいたんだけど、アメリカの大自然の超絶さと、街づくりの美しさには舌を巻くねえ。それと裏腹に、「道路」なるものの簡素さと「これでいいじゃん」的アスファルトのみのそっけなさが日本と対照的だった。横断歩道も見えないんだもん。でもみんな平気で歩いてたけど。こりゃ考察にあたいすると思うぞ。これに比べ日本はまったく逆だ。街づくりはいいかげん。電線はみにくく這い回り、個別の住宅はカラフルで統一性に欠けまったく美しくもなく高級感もない。窓から見える室内には例外なく段ボール箱がタンスの上に乗っかったりして日本的雑然さのインテリアとおもちゃっぽいエクステリアが貧乏人の昼定食っぽくてなんともいえぬチープ感が日本的だったりする。これが個性的な家だとでも言いたげに。ラスベガスは違う。ダウンタウンには本当に個性的な連中が多いが住宅は厳しく規制されて「色は統一」集合の美でブロックごとに厳格に決まっていてとても美しい。これに比べて道路はどうだ。日本の道路は真新しいアスファルトに白い線やらオレンジやらいたれりつくせりのデコレーションケーキのような懲りようだ。たかが道路に。それでいて85マイル(140キロ)だせるアメリカに対し、たった100キロしか出せない。きれいな道路が傷むからじゃないのか?と思ってしまう。こんな高級な道路は日本だけだろうな。人も住めない道路にカネかけて、家は貧相・・ってこれなにかまちがってないか?お役人は道路に「美」を感じてるんだろうなあ。前頭葉の構造が違うんだろ。

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