エドワード・リットン

ペンは剣よりも強し
-[1803-73] 英国の作家・政治家 エドワード・ブルワー・リットン『リシュリュー』より-

"The pen is mightier than the sword."この有名な言葉を知らないものはいないだろう。でも誰が言ったかはほとんど知られていない。実はこの言葉はリットンの戯曲『リシュリュー』に出てくる言葉なんだ。このリシュリューっていう人17世紀フランスのルイ13世時代の宰相なのだ。「仮借なきリシュリュー、恐るべき枢機卿は人を支配するというより粉砕した」と言われるほどスゴ腕の宰相だった。王族とその取り巻きもビビっちゃう人なのでした。肖像画を見ると線の細そうな人なんだけどねえ。この人の戯曲の中に出てくる台詞なのでした。これは、立花隆さんが名を上げた「田中ロッキード事件」追及のときもこの台詞が使われましたねえ。中国あたりも、情報を隠せずにネットなどで情報がぞろぞろ出てきて政権に影響を与えるまでになってます。ネットという爆弾でますますもって「キーは銃より強し」っていう状況になっていると思うぞ。余談ですが、「リシュリュー」ってのはフランス海軍の戦艦にもその名がある。それくらいこのリシュリューっていう人はフランスじゃ偉大な人なんだろ。戦艦リシュリューは運命に翻弄されて、第二次大戦ナチスドイツに降伏したフランスはなんと!昨日の友のイギリス軍・同国人の自由フランス軍から攻撃を受け(ふんだりけったりですな)ラリーで有名なダカール沖で交戦。英軍・自由フランス軍を撃退。すごいね。大和より活躍してるぞ。でもフランスが勝った数少ない戦闘だったろうな。やっぱりフランス人は戦争なんかしないで、得意の「難解で傲慢なフランス的理屈」で対抗した方がいいと思うぞ。なんせ「ペンは剣より強い」んだから。

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