ヨハン・ゴットリーブ・フィヒテ

汝の活動、ひとり汝の活動のみが、汝の価値を決定する
-[1762-1814] ドイツの哲学者 ヨハン・ゴットリーブ・フィヒテの言葉-

まさにドイツ的哲学の権化みたいな言葉ですな。しかしこれは現代人たる我々が胸に刻む必要があると思うぞ。人間は「ストローク」がなければ生きてゆけない。「ストローク」とは相手に対して投げかける言葉や態度、エネルギーをさす心理学用語。古きよき時代なら、いやでも隣近所は「共同体」だから「ストローク」にあふれていた。うっとうしいくらいに。しかし今は違う。これだけネットやメールが氾濫し、個人情報保護だっていっても、「2ちゃん」やブログなどを検索すると、三面記事の当事者や少年少女の被害者まで顔写真や履歴でどんな人なのかがいやっていうほどでてくる。被害者自身がブロガーだったりして自分の日記をアップしている今、犯罪捜査もデジタルデバイドじゃ話にならん時代であるのは間違いないと思うぞ。しかしこれほど「テキスト情報と画像情報」が氾濫しながら、確実に「ストローク」は減少しているのじゃないかな。人間じつは飢えよりも禁欲よりも怖いのは「孤独」なのだ。人間一人では生きてゆけない。これは物理的にもそうだけど、精神的にもそうなのだ。ロビンソン・クルーソーが無人島で一人で生きていられたのはサルのフライデーがいたからだ。この「ストローク」が社会に不足すると自殺や動機不明の殺人が増加する。そういう見地で大新聞は社説を書かなきゃ手落ちじゃないのか?しかし「ストローク」は待ってちゃだめなんだ。まず与えなきゃ帰ってこない。その意味でまずは私自身の行動が源なんだね。そう思ってもう一度、フィヒテ先生の今日の名言を読んでみよう。

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