宮内勝典(かつすけ)

クレオールとは、人種や言語、文化の「混血」現象を意味する。グローバル化は、文化の貧血だ。クレオール化は、文化の輸血なのだ。
-[1944-] 小説家 宮内勝典(かつすけ) 2002年1月27日の言葉-

クレオールとは耳慣れない言葉でありますが、白人や黒人の混血のことをさすことばなんですね。クレオール言語とは、異なる言語間で会話するために自然に作り上げられた言語が、その話し手の子供によって母語として話されるようになった言語を指し、ジャマイカやハイチあたりがそうらしい。それに対し「グローバル化」はその逆だというこの指摘はおもしろいなあ。確かにグローバル化の名の下に、日本はどうなった?日本らしさはどんどんなくなり、できそこないのアメリカみたいになっている。これは特に有色人種系の国に多いような気がする。グローバル化とは互いの違いを認めあう寛容の社会であるはずだ。それがそうではないところがおもしろい。これから世界はどんどん自国内に縮小し、ナショナリズムに走るだろう。荒れに荒れて、いづれの日にかまた、大きなプロパガンダが必要とされる時代がくるだろう。そのときが本当の21世紀型社会になっているような気がする。

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