デカルト

我思う、故に我在り。
-[1596-1650]  フランスの哲学者・数学者・自然科学者 ルネ・デカルト「方法序説」より-

このあまりにも有名なデカルトの命題。言葉くらいは聴いたことがあるよな。これは、目で見えるものを信じてよいのか?すべては幻想ではないのか?って誰でも考えたり思ったりしたことあるよね。彼女にふられて「これが夢であってくれ!」と思ったり、その心境で街を歩くとすべて空々しく見えてしまう。って経験あるでしょう?しかし、すべてが幻想では?しかし、幻想を見ているものは存在している。まだ疑う。しかし、疑っているものは存在する。これは真実である。故に我思う、故に我在り。って論法だよね。なんかこれが原点であれば、西欧哲学ってのはつくづく人を疑う、信用しない、阻害、っていう不信が根底にうずまいているよな。って言うと絶対反論してくる読者がいるんだもんな。でもね、昨日TVニュースでね。ジョンベネちゃん殺害事件で外国のキャスターが両親に「あなたジョンベネちゃんを殺害してますか?」だって。これは日本人の感覚であれば、到底理解できない。公共の電波でこんな質問するなんて、やっぱり西欧は不信の文化なんだ。我々日本の文化は「信じる」文化だ。いかに時代が変化してもこの本質はなかなか変わらない。このように原点が違うものを暗にやみくもに取り入れてもうまくいかないことは解りきっているじゃないか。でもノウハウ本や「営業トークで売上倍増!」なんて本しか読まない人はすぐコロっとだまされちゃう。そういう意味じゃ「哲学」ってのはこれから大変重要な学問になると思うぞ。

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