モンテスキュー

民衆の幸福にとっては、独裁社会における一暴君の圧政といえども、民主社会における一市民の無関心ほどに危険ではない。
-[1689-1755] フランスの政治思想家・法学者 C・L・d・Sモンテスキュー「法の精神」より-

安倍総理の所信表明がありましたね。まあ、野党のみなさんはいろんなことを言っていますが、これまでなんの具体的成果をあげられなかった責任は野党のみなさんにもあるのではないかと思うぞ。あの程度の内容で「右翼化」というなら世界の国々は「極右」の集団だ。お隣の国は「資本主義的社会主義」でわがニッポンは「社会主義的資本主義」の国という両極端な国だろう。どちらがうまくいっているのかは見りゃわかるよな。しかし、あえてバイカー修ちゃんは、このモンテスキューの古い言葉をここで紹介したい。民衆の幸福にとっては、金正日の独裁より、日本国民の無関心の方が危険だというんだよ。まあ、隣の国は餓死者がいっぱいいて、「政治犯」っていわれたら二度と出てこれない地獄の収容所行きだっていう極端な独裁国家だけど。でも、民衆の無関心があのような独裁者を生む要素は多分にあるのだ。ヒトラーだって当時もっとも民主的といわれたワイマールの憲法から民主的に選挙で選ばれたのだ。国民の無関心は依存を生む。それがあの大悲劇を生み出した。民主主義って大変だ。国民が「それなりの」知的レベルにあることを前提に成り立っているんだから。そのレベルにない場合こんなに危険なシステムはない。どうか「美しい国」にしてほしいと望むなあ。

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