ジョン・チンダル

人間の心は、一定の音階を持った楽器に似ている。その音階の両端を超えれば、音は無限なのだ。
-[1820-93] アイルランドの物理学者 ジョン・チンダルの言葉-

人間って自分の思い込みやら、長年の習慣や教育や経験で染み付いた「観念」を突破するのはなかなかできないものだ。それをジョン・チンダルは楽器にたとえてこう言ったんだね。頭のよさは比喩(ひゆ)の使い方にでるというけど、まさにそうだねえ。言いたいことをものにたとえて言うのはユーモアを重視する英国ではもっとも重視されるという。頭が固い人間を理解させるのはたいへんだ。説得力がいかに大事かよくわかるね。人間の能力をはるかに超える音。超長波の声をだすクジラは大洋を越えて仲間と会話をし、超音波の声をだすコウモリは暗闇の中を自由に飛び回る。いったいコウモリにはどんな世界が見えるんだろうなあ。多分、音をレーダーみたいに映像に変えているんだろう。人間だってすごいんだよ。僕の友人に全盲の人がいる。すごく積極的な人で、マッサージの会社を経営している。この人は、恐るべき聴力の持ち主で、ちょっと声が聞こえると「●△さん久しぶり!」とすぐにわかってしまう。人間って見えることでしばられている部分もあるんだね。普段の生活もそうだろうな。人間、観念を超えることは難しいけど挑戦しなきゃ未来は開けないと思うぞ。

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