H・G・ウェルズ

道徳的憤(いきどお)りとは、大義名分をもった嫉妬である。
-[1866-1946] 英国の作家・評論家 SFの父 ハーバート・ジョージ・ウェルズの言葉-

「宇宙戦争」や「タイムマシン」で有名なH・G・ウェルズの言葉です。SF(サイエンス・フィクション)っていうと日本では子供だましとかバカにする世代がいるんだよね。今の団塊の世代以上かもしれないなあ。文学ではないと言い切る人もいる。でもウェルズやC・クラーク、アシモフやハインラインはやっぱりおもしろいよね。バイカー修ちゃんは最近、久々アーサー・C・クラークの「宇宙のランデヴー」を読みました。突然深遠の宇宙から鈍く光る円柱型(つまり茶筒のようなものね)の巨大な宇宙船が太陽に近づいてくるという設定ですが、興奮しましたねえ。一流のSF作家とは哲学者でもある、というすばらしい小説でした。確かにSFっていうジャンルはつまらないキワモノが小説も映画も多いんだよね。バイカー修ちゃんもじつはSFのジャンルの映画も小説もほとんど見ないし読まない。でもねよくできたSFは本当に感心するよね。でもスペクタクルなSFではなくて哲学的なSFは映像化が難しい。ポーランドのスタニスワフ・レム「ソラリスの陽のもとに」はすばらしいSFでバイカー修ちゃん一押しの作品なんだけど、この前ジョージ・クルーニー出演のハリウッド製映画「ソラリス」を見て・・・がっかりした。小説と映画がともに素晴らしいSFはC・クラーク「2001年宇宙の旅」くらいで、映画が原作をしのいでいるのはフィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を映画化したハリソン・フォードの「ブレード・ランナー」くらいだろうな。それくらいしか思い浮かばないぞ。

月別 アーカイブ