ベートーヴェン

私が自分の命を絶とうとした時、引き止めたのは芸術だった。自分に課せられたものを完成するまでは、この世を去ることはできないように思われた。
-[1770-1827] ドイツの作曲家 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン-

音楽家の中で最大最高の評価を受けているといっても過言ではないベートーヴェン。どんなに音楽音痴でも知らない人はいない第五番交響曲「運命」。そして年末になるとなぜかあちこちで歌われる第九交響曲。耳が聞こえない障害にも負けず作曲をし続けた信念の人。天才音楽家アマデウス・モーツァルトに対する信念の音楽家ってところがベートーヴェンのイメージかな。バイカー修ちゃんが大好きなゲーテ先生はベートーヴェンと実際に会っていて、その態度の尊大さに絶交したといわれてる。相当問題のある性格だったらしいぞ。しかしこれはモーツァルトも同様らしく芸術家ってそういう人が多いんだろう。今日の言葉はね、ベートーヴェンが死を決意して遺書まで書いた。(「ハイリゲンシュタットの遺書」ってやつね)しかし彼はそこから立ち直るんだね。そのときの言葉なんだよ。ここで大事なのはね。今でこそ音楽家は芸術家だってイメージがあるけど、当時はそうではなかったらしい。当時はパトロンから指示された音楽を作曲し、いろんなところで演奏する技術者的要素が強くて、対象は貴族だったらしいんだ。それを彼は大衆に向けて発信する芸術家として目覚めたっていうんだね。すんごい人だね。でもこのオランダ系ドイツ人は大男の多いこの国では小柄で、容貌も醜かったともいわれてる。そんなコンプレックスが彼を大音楽家にしたのかもしれない。とてつもない可能思考の持ち主だったんだろうなあ。

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