ウェルナー・フォン・ブラウン

有人宇宙飛行は…これまでのところ、果てしなく広がる宇宙を覗くための、ほんの小さな扉を開けてくれたに過ぎない。この覗き穴から宇宙の限りない謎を考察する時、その創造者に対する我々の信仰は強められる。
-[1912-77] ドイツ出身の米国のロケット工学者 ウェルナー・フォン・ブラウンの言葉-

昨年2006年12月18日に国産H-IIAロケットの打ち上げが成功し、打ち上げ成功率は90.9%となったわけだけど、この誇り高きメイドインジャパンブランドの中で、ロケットだけはアジャパーなんだよね。学者が中心になってつくるからこうなのか?やっぱりロケットなんてのは大陸間弾道ミサイルといっしょだから隣の国みたいな軍事大国の開発費と日本の細々とした研究費の差がでるのか?年末のニュースでもこの成功があまり目をひいたとは思えない。しかし、しかし!隣の将軍サマはこのミサイルと核兵器を持っていらっしゃる。メシは食えないけどガレージに型遅れのおベンツが鎮座してるようなもんだな。2007年のニッポンは危機のうちに新年を迎えているのだ。それもこれも第二次大戦中にナチスドイツのブラウン博士がつくったA4ロケットから始まった。実用ロケットの第一号はやっぱりミサイルだったのだ。「報復兵器第2号:いやーいかにもドイツ的ないかめしい名前ですな」(Vergeltungswaffe 2:いやーいかにもドイツ的ながーいスペルですな)通称「V2号」でした。ブラウン博士はまさか自分の月旅行の夢のシステムの弾頭に「人間」じゃなくて「爆弾」が乗るなんて本意じゃなかったろうな。でもナチス政権下で研究を続けるにはミサイルだろうがなんだろうが文句は言えない。彼の夢はアメリカに渡って「サターンV型ロケット」を開発し、「アポロ11号」として月面着陸を実現した。でもそれは世界中に核ミサイルを乱造させるという強烈な副作用を伴ったけどな。・・いやこっちが本当の目的で、アポロ11号が副作用だったというのが真実だなきっと。

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