コペルニクス

太陽は宇宙の中心であって不動であり、太陽の運動と見えるものは全て実は地球の運動である。
-[1473-1543] ポーランドの天文学者 ニコラウス・コペルニクス「天体の回転について」より-

宇宙編第三弾は中世のコペルニクスだぞ。この「太陽は宇宙の中心」発言からコペルニクスは間違っている!と安直にいっちゃいけないよ。そりゃ後知恵というもんだ。中世のヨーロッパにおいてガリレオが「それでも地球は回っている」と言ったのはコペルニクスのずっと後だしカトリックがちがちの当時、こんなこと言ったら命がやばかった。なんせ「地球は球体だ」と言ったのはこの人だからねえ。天文学史上この人以上の業績はないと思うぞ。だって、天文学はみんな「~だろう」か「~と推測される」域を出ていないもんね。人間だって月より先には行ってないし。当時は暴論だったろうなあ。逆に、人間は誰もまだ肉眼で丸い地球を見たことがない。見た人はほんの一握りの人だ。本当は地球は平面で、宇宙は天井に穴の開いたスタジオで僕らはみんなNASAに騙されているかもしれないんだぞ。アポロ11号の月着陸はハリウッドで撮影されたかもしれないし、カッシーニの土星の映像もCGじゃないといえるのかな?なーんてここまできたら「アメリカの陰謀説」に毒されているね。でも中世の人はキリスト教的世界観にとらわれすぎたばかりに「真理」をあやまった。現代人はあまりに安易に「科学」を鵜呑みにする。これはともに危険な兆候かもしれない。だって真実は常に異様なものだからだ。

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