エイブラハム・リンカーン

相手を動かそうとする時には、心のこもった、押しつけがましくない説得の手を用いるよう心がけることだ。「一ガロンの苦汁よりも一滴の蜂蜜を用いたほうが多くの蝿がとれる」という諺は、いつの世にも正しい。人間についても同じことがいえる。もし相手を自分の意見に賛成させたければ、まず諸君が彼の味方だとわからせることだ。これこそ、人の心をとらえる一滴の蜂蜜であり、相手の理性に訴える最善の方法である。一旦これが獲得できると、こちらの意見を認めさせるのに、大して手間はかからない。反対に、こちらの判断を相手に押しつけようとしたり、相手の行動を規制しようとしたり、あるいは相手を敬遠したりみくびったりすれば、相手は自分の殻の中に閉じこもってしまい、彼の頭と心に達するあらゆる道を閉鎖してしまう。こうなったら、たとえこちらの意見が真理そのもので、槍にたとえれば、最も頑丈な、鋼鉄よりも硬く鋭い槍であるとして、たとえその槍をヘラクレスそこのけの大力で投げたとしても、亀の甲羅を麦わらで突き刺すほどにも、相手にはこたえない。人間とはこうしたものだ。だから、たとえ相手が自分の一番関心のある目標に導いてくれる指導者であっても、自分の気持を理解してくれない者には、ついては行かない。
-[1809-65] 米国第16代大統領 エイブラハム・リンカーンの言葉-

ちょっと長いけど、相手に心を開かせることの重要性をリンカーンが説いたものです。人と心を通じることがいかに難しいかバイカー修ちゃんはとても悩んでいます。よかれと思ってしたこと言ったことがそうとらえてもらえず、捻じ曲がった受け取り方をする人はけっこういるんですね。こういう人はこちらが誠意をもってやっても悪意で解釈する。もう救いようがない。いるんですこういう人。人間素直さがないとなにをやってもうまくいかない。能力よりもスキルよりも人間性と人格がもっとも大事だと昨今本当に思うよ。うん。

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