ジョン・スチュアート・ミル

生まれて一度も、立派な決心をしない人は、殆どない。ただ、それが続かないのだ。昨日結んだ紐(ひも)が、今日は緩むのを見れば、明日は解けはせぬかと案じられるのではないか。結んだ紐は、日に日に締め直せば、固く締まってくる。
-[1806-73] 英国の哲学者・経済学者 ジョン・スチュアート・ミルの言葉-

耳が痛いねえ。バイカー修ちゃんの紐は、緩みっぱなしだ。このままいけば業績が下がると思ってもそれを即、改善することがなかなかできない。具体的にいうと、人は自ら変われるものだと信じているから自分で気付き自己改善してほしいと願う。でも人には甘えがあるからなかなか原因を自分に向けてくれない。なんでも他人のせいにしてしまいがちになる。待って待ってじっくりかまえて本人が変わってくれるようにしむける。これってものすごく忍耐が必要なんだ。今って世の中が厳しいでしょう。一部の輸出系大企業が日本経済を支えているようなものだ。中小企業は厳しい状況でしょう?その中で「待つ」というのは根気と忍耐が必要だ。心の中では「経営者が直面した厳しさがわかってないなあ」と思いつつも、わからなくって当然でもあるのだ。よく経営者の気持ちになって考えようというけど、親になってみなきゃ親の気持ちはわからないように、経営者にならなきゃ経営者の気持ちにはなれないと思う。社員さんの、そのある意味気軽な発想の中からでしかいい発想はでないものなんだ。いつも目の前しか見れない経営者には、スジの通った発想って意外とできないものなんですね。でも中小企業にとって、最大の財産はやはり「人」なんだよね。いろんなノウハウもその社員がいてこそ可能なんだし、人を大事にできない企業はぜったい生き残れないと思う。だからリストラだレイオフなんていってるアメリカで景気がいいのは「虚業」ばかりだ。トヨタだって品質のいいクルマを造っているのは熟練工の社員さんでしょう。日本の慣習である人を大事にする発想は不滅だと思っているんだ。

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