ショーペンハウエル

世論は振り子の運動の法則に従う。
-[1788-1860] ドイツの哲学者 アルトゥール・ショーペンハウエル「厭世(えんせい)観思想」より-

今、政治の世界が大変のようですね。バイカー修ちゃんは政治に関してはあまりふれないようにしています。だって人にはいろんな考え方があるからね。しかし、あまりに世論が一方的に傾くと必ず大きなリアクションがくるのは歴史をみても明らかなようだね。かつての「小泉フィーバー」の反作用が今起きているような気がするのはバイカー修ちゃんだけではないだろう。共産主義っていう考え方は民主主義のもとに崩壊したっていうけど、民主主義ってものすごくもろい側面をもっていることは事実だと思う。貧しい中から成長する段階ではうまく機能するようだけど、その国が世界の平均より豊かになったとたんにもろさがでる。日本がもっともよい例だと思う。目の前に外交的にも大きな危機が迫っているのに、大衆にパンとサーカスを求めているかのようだ。大衆には目の前と娯楽と生活の方が、見えない危機よりも優先するものだからだ。だから大衆の心理は振り子のように振れる振れる。それをマスコミがあおる。なんの見識もなく。だからマスコミが権力を握る。政治もこれにこびる。いわゆる衆愚(しゅうぐ)政治のはじまりだ。「なんとかチルドレン」なんてその極みだろうな。無能な政治家、仮面をかぶったカタカナ名前の政治家。ほとんどブラックジョークの世界だね。これが「平和憲法」のもと大衆が選んだ選択だ。誰も考えない。考えることを放棄した政治。恐ろしい世界だと思わないかい?どの政党も耳障りのいい言葉を根拠もなくしゃべる。そしてタブーの到来。核武装ひとつにしろ議論すら許されない風潮。法外な所得を取りながら「格差社会」を批判する新聞記者。ナチスのヒトラーを生み出したのは民主的なワイマール共和国だったんだよ。彼は大衆が選挙で選び、全権を与えたんだ。大衆の潜在的な欲望を形にしただけだろう。形は違えどショーペンハウエルの指摘は正しいと思うぞ。

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