曾野綾子

国際政治も、綺麗には動いていない、という教育をもっとしないとね。日本人は外国を旅行しても、添乗員に守られている。アフリカのホテルで、取ってあるはずの部屋がないと言われたら三つの方法がある。
第一はわいろをつかませる。
第二が色仕掛け。フロントのお姉さんに「君は綺麗だなあ」と言って部屋を出させる。
第三のやり方は「大統領とオレは友達だけど、オレを泊めなくていいのか」とうそついてオドス。
つまり、カネか、色か、権力か、です。こういう現実を一切認めないで、世界に平和をなんて言っていると、どうしようもないんです。

-[1931-] 作家・小説家 曾野綾子の言葉-

これが現実的な意見の代表的なもんだろうな。憲法九条もいいけどさ。「平和」と叫んで平和であればそれに越したことはなんだけど。ヤクザや暴力団は国家レベルでもいるんだよな。警察官だって拳銃は持っているし、犯罪者は「人権」なんて考えていない。著しい場合はこれを行使するしかないんだよな。これほど、空虚な平和主義もないと思うんだけど、よくよく考えるとこれは戦時中の「鬼畜米英」と同じくらい空虚だし、発想の根底はなんらかわっていないといえる。現実を無視し、観念の世界に生きている。残念ながら隣の国は「食うため」「生きるため」には、超現実的だ。少なくとも、核武装問題にしろ、再軍備にしろ、タブーはなくして議論することは大事だろう?これもできないなんて民主国家じゃないよな。

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