フラウィウス・ヨセフス

皮膚あさぐろく、背低く3キュービット(約153センチ)ほど、せむしで、顔長く、鼻長く、両の眉くっつきたり。故、同人を見ると恐がる人もいたり。髪の毛まばらで(略)、あご髭ほとんどなし。
-英国の作家 コリン・ウィルソン 「世界残酷物語」よりイエス・キリストの身体的描写-

これはショッキングだね。コリン・ウィルソン 「世界残酷物語」という怪書に紹介されている、フラウィウス・ヨセフス[37-100頃]というユダヤ人の歴史家が記述したイエスの姿だ。なんだ、僕らが知っている十字架のイエスとは似ても似つかないじゃないか。キリスト教徒の皆さんごめんなさいね!僕が悪意で言ってるんじゃないからね!このキリストの姿は実物に近いんじゃないかと思っている。コリンによると、この部分は後にキリスト教徒が今の「キリストの姿」に書き換えてしまったんだそうだ。ショッキングだねえ。イエスの博愛主義は、自分の姿があまりにも醜く、「故、同人を見ると恐がる人もいたり」ってくらい当時のユダヤ人も怖がる姿だったってわけだ。ここが起点になった世界観なのかもしれない。であれば、彼の行動も理解できそうな気がする。イエスが人をひきつける偉大な魅力と器があったのは事実だと思う。彼は実在したんだ。どんな人だったんだろう。タイムマシンがあったら、イエスとムハマドとブッダで神について徹底討論してもらいたいもんだ。彼らのおかげでたくさんの人達の心が満たされ、秩序が生まれ、かつあまりにも多くの人が血を流したのだ。よく効く薬ほど副作用も大きいもんだよね。彼らは偉大だ。しかし、彼らが偉大すぎて、その後に出てくる教祖はいかがわしい人ばかりなのはいかがなもんだろう?

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