細川ガラシャ(玉姫)

露(つゆ)をなど あだなるものと思ひけん わが身も草に置かぬばかりを
-[1563-1600] 戦国武将明智光秀の三女 細川忠興の妻 玉姫(洗礼名ガラシャ:グラーティア)の句

細川ガラシャって、バイカー修ちゃん好きなんですよ。これは正確じゃないよな。戦国時代は正室(つまり奥さんね)になっても夫婦別姓だったのだ。だから明智玉(たま)というんだね。これからわかるとおりあの信長を討った明智日向守(ひゅうがのかみ)光秀の娘なのだ。悲劇の姫としてその名はヨーロッパで戯曲にもなったほど有名なのだ。洗礼名をガラシャ、今でいうグレースですな。グレースといえばハリウッド女優の美女度No.1のグレース・ケリーを思い出しますな。それにまけないくらい玉姫は美しく聡明だったそうだ。そりゃそうだ。父上の光秀は信長家臣団一の教養を持ち博学、そして雄偉(ゆうい)で美男だったそうな。残された絵を見てもいい男だ。それにくらべ神経質そうな信長や、サルまるだしの小男秀吉の貧相なこと。充分嫉妬(しっと)されるにたる容姿であったろうな。その娘の玉も美しかった。日本人離れした顔立ちの人だったみたいだ。たぶん今の目でみても綺麗な人だったろうな。しかし運命は悲しく、彼女はキリシタンに改宗。不幸の荒波にもまれていくんだけど、心は徐々に神々しくなっていったようだ。この辺は宣教師の記録なんかも残っているので、小説だけのお話ではないようだ。なんせお父上は「大逆賊(ぎゃくぞく)」だから肩身も狭かったことは想像にあまりある。今で言うと「阿部首相を暗殺したテロリストの娘」ってカンジだと思うぞ。しかしこの句に彼女の心境がよくあらわれているなあ・・。もうこれでバイカー修ちゃんはメロメロです。ガラシャ大好きなんです。大河ドラマ「功名が辻」では長谷川京子が演じてましたが・・なんか違うんですよ。しかしとどめは彼女の辞世の句です。こころして聞いてくださいね。涙滝のよう状態になりますから・・「散りぬべき 時知りてこそ世の中の 花も花なれ人も人なれ」

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