サミュエル・コールリッジ

絵画は無声の音楽であり、音楽は有声の絵画である。
-[1772-1834] 英国の詩人 サミュエル・テイラー・コールリッジの言葉-

さすが詩人、素晴らしい表現だねえ。昔の本には「コウルリヂ」と表記してあったコールリッジといえば「クーブラ・カーン」という詩が有名だよね。最高の英語での詩だといいます・・未完だけど。「クーブラ・カーン」とは元という名のモンゴル帝国皇帝ジンギス・カーンの孫。第5代皇帝クビライ・カーン(怱必烈汗)のことだ。あの800年前の鎌倉時代日本は福岡や長崎に2回も侵略してきた北条時宗時代の「元寇(げんこう」のときの皇帝だ。中国4千年の歴史の中でモンゴル人に支配された屈辱の時代の主だ(こりゃ言いいすぎかな?)この「クーブラ・カーン」は英語では美しいらしいけど、日本語で読んでもピンとこないんだな。こういうことは日本の和歌を英訳しても同じなんだろうな。この「クーブラ・カーン」の中にモンゴルの桃源郷の都「ザナドゥ」が出てくるんだ。よく英米人が口にする呪文の「ザナドゥ」だ。"Xanadu"だね。たぶん彼らもあまり深く考えずに口にしてる言葉だろう。オリビア・ニュートン・ジョンの歌や映画のタイトルにもなったな。つまらなかったけど・・。バイカー修ちゃんイチオシの映画「市民ケーン」のストーリーのキーワードになった豪邸の名前でもある。この「ザナドゥ」は漢字では「上都」(Shang-Du⇒Xanadu)と書くんだ。英国人が夢で見たモンゴル皇帝の詩を書き、その都市の名前が後世にのこる。それもこれもコールリッジのこの感性のなせるわざだ。バイカー修ちゃんはただそれを引用しているだけにすぎない。でも読者のみなさん、これって勉強になると思いませんか?

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