本川達雄

動物では、時間が体重の1/4乗に比例する。体長の3/4乗に比例すると言ってもよい。
-[1948-] 宮城県仙台市出身の理学博士 本川達雄「ゾウの時間 ネズミの時間」より-

昨日のコラムでバイカー修ちゃんは動物の感覚時間は同じだってハナシをしたよね。だから今日は本川達雄氏の言葉を紹介しよう!「1/4乗に比例する」ってことは、わかりやすくいうと「体重が2倍になると時間が1.2倍ゆっくりになる」ってことだ。だからもし、10倍になったら1.8倍になるってことだね。でこの本のタイトルの「ゾウの時間 ネズミの時間」ってのはゾウとネズミは体重が10万倍!も違うので時間計算をすると18倍も違うということが書いてあるんだ。これおもしろいよ!つまり、ネズミから見るとゾウは動いてなんかいないように見えるだろう。もっとも生き物にも見えないかもしれない。つまり、「時間は普遍的なものではない」ってことだ。時間は「脳内でつくられる幻想」なのかもしれない。で、この本川先生の本にはこんなことも書いてある。哺乳類の心臓の一生の心拍回数は「15億回」だっていうんだ。それでネズミは2年、ゾウは70年くらい生きる。でもこの「15億回」は同じ。=一生の感覚時間は同じっていう理屈だ。これおもしろいと思うぞ。でもね、やっぱり何でも「例外」はある、それは人間だ。この計算でいくと人間の寿命は26.3年だっていうんだ。でも人生80年。戦国時代だって50年だ。人間は長生きなんだね。でもこの理由も人間は食物を煮炊きし、入れ歯を使い、病気になったら手術をする。それで手に入れた寿命なんだ。縄文時代の平均寿命は31年くらいだったらしい。これだけ世の摂理をこわしちゃってるんだから、神様が怒って災いをなげかけるのかもしれないね。人間は自分がさもファウスト博士のように、さも全能であるように錯覚してるもの。政治、経済、国際問題・・。人間のおぞましさに恐ろしくなる。二人も人を殺した男を殺意はなかったという弁護士たち。いかがわしい肉を売りつけて自分たちのことしか最後まで考えない経営者。石油の利権で戦争をしかける政治家。昨日は取り締まる側の官僚。今日は詐偽師。なんだこりゃ?こんな人間に長い寿命なんかいらないって造物主は思っておられるだろうな。

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