ガバルニ

人間は創造主が作った傑作である。だが誰がそう言うのか・・・人間である。
-19世紀フランスの石版画家 ガバルニの言葉-

ガバルニって人はあまり知らないけど、この言葉は有名です。人間のことを「霊長類」っていうけど、まさしく「万物の霊長」ってこと自体が人間のおごりかもしれないね。何でもものごとには二面性がある。功があれば罪が、メリット・デメリットともいう。何かを得るには何かを捨て去らねばならない。人間は確かに「はだかのサル」であり、「知恵」を手に入れるために、毛皮を捨てた。自然には生きられない宿命を背負った。これは究極の順応かもしれない。自然には生きられないということは、どこにでも生きられ、何でも食べられるということにつながる。「知恵」という武器を使えば。でもそれは何かを犠牲にしないとなりたたない。当然動物だってなんだって、何かを犠牲にして生きている。でもそれは自分の「身の丈に合った」犠牲だ。人間ってどうよ。おそらく平均的日本人一人を一生 生かすのにどれだけの犠牲が必要か?木材や動植物、化石燃料にいたっては何億年もかかってできたものを、なぜできたのか謎も解明されていないものを、莫大なエネルギーを使って精製したものを、いとも簡単に使い捨てちゃってる。こんなことをやってたら50億年の地球の資源と自然は100年でパーだ。でも自分自身その中にどっぷりつかってこんなこと書いてるってことも事実なんだよね。冒頭に「何でもものごとには二面性がある」って書いたけど、人間は創造主が作った傑作もしくは、究極の失敗作のどっちかだろうな。

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