近藤勇

孤軍(こぐん)たすけ絶えて俘囚(ふしゅう)となる 顧(かえり)みて君恩(くんおん)を思えば  涙、更に流る 義をとり生を捨つるは  吾が尊(とうと)ぶ所快く受けん  電光三尺の剣  只(ただ)将(しょう)に一死(いっし)君恩に報いん
-[1834-68]  武州多摩郡上石原村(東京都調布市野水)出身 新選組局長 近藤勇昌宜(まさよし) 墓に残る辞世の句-

存知、泣く子も黙る鬼の新選組局長 近藤勇の登場です。バイカー修ちゃんの世代より上の人って「鞍馬天狗(くらまてんぐ)」時代の人は新選組って悪役なんだよね。いつもバッタバッタと斬られてる。でも司馬遼太郎さんの「新選組血風録」とか「燃えよ剣」とかで新選組に滅びの美学を感じる人が増えたんじゃないだろうか?最近じゃ、浅田次郎の「壬生義士伝」で斉藤一の目を通して見たさめた新選組や「輪違屋糸里(わちがいやいとさと)」で芸奴・糸里の目を通してみた新選組も新鮮ですな。司馬遼太郎さんなんかは、歴代最強の剣士に荒木又衛門や宮本武蔵じゃなくて、沖田総司をあげている。天才的な剣士であったらしく、なんといっても講談や自伝ではなく、幕末という異常な戦乱の中でもっとも人を斬った人間であろうという実戦の根拠があるからだと思うぞ。260年も平和が続いてほとんどの武士が公務員化し、腰の刀がネクタイ同様、シンボル化した中でよくもまあこんな剣豪が生まれたと思うぞ。その道場「天然理心流」っていう流派の道場主がこの近藤勇だったわけだね。この人たちはいったい何人の志士たちを斬ってきたんだろうな。バイカー修ちゃんが以前読んだ新選組と志士の斬りあいの後の記録では現場に不思議と「指」の切れたのがたくさん落ちていたって書かれていたことだ。リアルだね。バイカー修ちゃんの息子が中学受験で合格したらご褒美をあげるって約束したら、彼が欲しいって言ったのは沖田総司の愛刀「加州清光(かしゅうきよみつ)」だった。ホンモノは買ってあげられないので復元のモデル刀をあげた。たまに家の刀台に末手掻(すえてがい)のわが家の刀(これはホンモノね!)と並べて飾ってます。

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