ベニト・ムッソリーニ

ドイツ人を見極めるのだ。

アルプスの向こう側にどんな教義があるのか。

ローマ時代、カエサル、ウェルギリウス、アウグストゥスの時代に無学、無教養だった連中の彼らは子孫なのだ。
-[1883-1945] イタリアの独裁者 ベニト・アミルカレ・アンドレア・ムッソリーニの発言-

みんなムッソリーニっていうと、目をひんむいてオーバーアクションで演説するできそこないのヒトラーみたいなおじさんを想像するんじゃないかな?

でも『ムッソリーニとの対話』というルートヴィヒの本を読むと意外な一面がよくわかる。

たしかに感情的で人を信じないのはドイツの独裁者とにている。

「我々が強いのは、友人がいないからである!」なんていう迷言ものこしている。

でもヒトラーと違う部分もかなりあって、そのひとつは「女好き」である。

英雄色を好むとはいうけど、このムッソリーニもやはりイタリア人だった。

愛人クラレッタ・ベタッチ以外にもたくさんいたらしい。

これはヒトラーの方が厳格だった。

でも本当に意外なのはムッソリーニがイメージとうらはらに大変聡明なことだと思うぞ。

この人すごいインテリゲンチャーなんだ。すごく頭がいい。

このへんがヒトラーの理解しがたい理論と違って、わかりやすいんだ。

今日の言葉もムッソリーニはドイツ人をこう見ていたんだなってことがよくわかるよね。

でもこの人、戦争に突入する直前まで枢軸になるか連合国になるか迷っていたという驚くべき人だ。

フランスが意外にもあっという間にドイツに敗北するのをみてこの戦争はドイツの勝利に終わると思ったんだろうな。

フランス敗北直前に参戦し・・ほとんどなにもしていないのに漁夫の利をえちゃう。

これがイタリアの悲劇のもとなんだ。

この人政治家じゃなくて芸術家になったらよかったのかもしれないな。

ローマ帝国時代と違って今のイタリア人に戦争は似合わないよね。

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