島津忠良【日新公いろは歌(じっしんこういろはうた)】より

古(いにし)への 道を聞きても唱(とな)へても わが行(おこない)にせずば かひ(甲斐)なし

楼(ろう)の上 はにふの小屋に住む人も 心にこそは 高き卑しき

はかなくも 明日の命を頼むかな 今日も今日もと 学びをばせで
-[1492-1568] 薩摩藩主 島津忠良(日新公)が残した 薩摩の子弟教育「日新(じっしん)(こう)いろは歌」の和歌-

バイカー修ちゃんの先祖は薩摩藩士です。

薩摩といえば九州屈指の文武を重んじる藩であり、日新公といわれる戦国の島津忠良様から明治維新の西郷隆盛らを育てた島津斉彬(しまづ なりあきら)様まで日本の歴史に存在感のある大名一族だぞ。

薩摩士族としてほこりに思う。

ちなみに来年の大河ドラマは島津斉彬公の娘で徳川家正室となった「篤姫(あつひめ)」だよね。

薩摩藩独特の儒教的精神の基礎となってるのがこの島津忠良公がつくった子弟教育用の「日新公いろは歌」だ。

47句あるんだけど一部紹介しよう。

 

似たるこそ 友としよければ交らば われにます人 おとなしき人
ほとけ神 他にましまざず人よりも 心に恥じよ 天地よく知る
下手ぞとて 我とゆるすな稽古だに つもらばちりも 山とことのは
科(とが:罪)ありて 人を斬るとも軽くすな いかす刀も ただ一つなり
知恵能は 身につきぬれど荷にならず 人はおもんじ 恥ずるものなり
理も法も 立たぬ世ぞとてひきやすき 心の駒の 行くにまかすな
盗人(ぬすびと)は 他所(よそ)より入ると思うかや 耳目(じもく)の門に戸ざしよくせよ
流通すと貴人や君が物語り はじめて聞ける顔もちぞよき
小車の わが悪業にひかされて つとむる道を うしと見るらむ
やはらぐと 怒るをいはば弓と筆 鳥に二つのつばさとぞ知れ
無勢とて 敵を偽ることなかれ 多勢をみても 恐るべからず
心こそ 軍(いくさ)する身の命なれ 揃(そろ)ふれば生き 揃はねば死す

 

どうです?

今の教育改革なんかのふやけた内容よりはるかにしっかりしてるでしょう?封建的だとかいってばっさり切り捨てちゃだめだと思うぞ。

今儒教的教えが崩壊したから世の中こんなに「ジコチュー」が増えたんでしょう?

いいものはいいのだ。もう一度「いろは歌」からはじめよう。

こういうものを知ることこそ大事なんだと思うぞ。

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