ミハイル・ゴルバチョフ

私は収穫の時には立ち会わないかもしれないが、今のうちにまけるだけの種をまいておきたいと思う。
-[1931-] 旧ソ連共産党書記長・ソ連邦大統領 ミハイル・セルゲイビッチ・ゴルバチョフの言葉-

ゴルバチョフ。あの「ソ連」を崩壊させた指導者。今頃の若者は「ソビエト社会主義共和国連邦」略してソビエト連邦なんて知らないだろうなあ。あれから16年、はやいもんだね。驚きが歴史に変わるのは。今の若者にはロシアっていったらシャラポワなんかをイメージするのかな?まだプーチン大統領のコワモテさで、スパイや殺し屋を使ったダークな政治を行っているという「ムカシのソ連」を彷彿(ほうふつ)させる政治スタイルはやっぱりロシア流。最近は締め付けも厳しくなったとも聞く。日本と同じで、苦しくなると過去の栄光をもう一度ってなっちゃうんだね。談合ニッポンとチカラのロシアって根っこはけっこう泥臭いものがあるんだろう。社会主義=全体主義って、危機のときは恐るべき力を発揮するんだよね。彼らが呼ぶところの「大祖国戦争=第二次世界大戦」でのナチス・ドイツとの戦いなんかそうだろう。西側は過小評価するけど、ソ連の貢献は絶大だった。ソ連なしではヒトラーの敗北はなかったろうな。大体アメリカやイギリス、フランスの公式の戦死者(民間人除く)が2~30万人(これでもすごいけど)なのに、日本やドイツは2~300万人とこれが10倍にもなる(ひどいもんだ)、ところがソ連となるとこれが1500万人!!となる。普通国民の10%も戦死する前に降伏すると思うぞ。ここが全体主義の国の恐ろしいところだねえ。人間の命なんてなんとも思っちゃいないとしかいえない。まあソ連の公式数字なんて信用ならないけど、資源節約で、飛行機はベニヤ板でつくり、銃には安全装置もなく、広い国土を最大限利用して、兵士や農民は前にナチス、後ろにはナチスより怖いスターリンの粛清(しゅくせい)だ。ロシア人やウクライナ人は地獄を見てるもんなあ。ゴルバチョフみたいな人がソ連に出てきただけでも奇跡的かもしれない。

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