飯沼貞吉

過ぎし世は 夢かうつつか白雲の 空に浮かべる心地こそすれ
-[1854-1931] 会津藩士 戊辰戦争にて白虎隊唯一の生き残り 飯沼貞吉晩年の和歌-

飯沼貞吉は、明治維新のとき、会津藩白虎隊のたった一人の生き残りです。いたいけな少年たちが燃える城を見て「これまで」と思い互いに刺すか自刃したあの痛ましいできごとですね。バイカー修ちゃんはホテル事業部の全社員に「お客様満足」の考え方の講義をしています。今日で一応終了ですが、同じ講義を一日に午前と午後と二回、それを三日間やるんです。ホテルは24時間365日年中無休です。6回やらないと全社員と話ができないんだ。夜中も働いている社員がいるんです。だから午前中の講義はほぼ全員徹夜明けです・・・。サービス業ってすばらしい仕事だよね。僕は社員の皆さんを心から尊敬してる。だれも眠い顔をしないんだ。本当は疲れてる。見ればわかる。彼ら彼女らのためにも一流のホテルマン・ホテルウーマンにしてあげたいって心から思うもの。読者であるタクシーママのタクシー業もそうだよね。タクシー業も運送業じゃなくてサービス業だ。来月はそのタクシー業の方々に「顧客満足」・・いやもっと具体的にいうと「経営品質」の考え方をお話する。これまで運送業と思っていた人たちがサービス業化するのは至難の技だ。ホテル業だってつい最近までは泊めてやってるって意識があったくらいだ。根本的に考え方を改めるというのがいかに難しいか。明治維新はまさに、古い封建時代と新しい時代のせめぎ合いだった。後知恵でいえば古いものは駆逐されていくんだけど、白虎隊なんか不幸にも古い時代側の立場の少年だった。唯一人生き残った飯沼貞吉は、このことを聞かれると涙してなにも語らなかったという。白虎隊は歴史の中で美しく脚色されて町おこしにも使われているけど、本人たちにとっては悲劇以外のなにものでもないよね。僕らは平成の白虎隊になってはいけないと思うぞ。

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