チャールズ・チャップリン

意味を求めたってはじまらないよ。人生は欲望だ。意味などどうでもいい。
-[1889-1977] 英国の喜劇王チャールズ・スペンサー・チャップリンJr「ライムライト」より-

「ライムライト」の名言は2005年3月30日の「バイカー修ちゃん今日の一言」でも紹介しています。「何億年もかかって人間の意識はここまで進化したんだよ。それを君は消そうというのか。宇宙で何よりも尊い、生きるという奇跡を君は消そうというのか。星に何ができる? 何もできやしないさ。決められた軌道を回っているだけだ。」(http://www.q-bic.net/biker/diary/html/200503/30.htm)この映画はチャップリンの人生哲学の宝庫みたいな映画です。人生の意義を考えたくなるのは人情だよね。それをスパっと否定している。チャップリン自身天才と言われたけれど、彼自身がその喜劇役者という仕事を選んだのは「食うため」だったと述懐している。人生はまず「生きていく」ことだ。生きていくことに必死になるべきだ。意味などそのときにわかるはずもない。あえて言えば死ぬときにその意味が見つかるのかもしれない。前にも書いたけど、チャップリンは最初の奥さんと壮絶な離婚訴訟をしているし、彼自身は決して聖人君子ではなかったらしい。いや相当問題のある人だったらしい。でも、芸術家は作品がすべてだ。人格なんてどうでもいい。ましてや芸術家は究極の自己チューだ。人格に欠落した部分があるから、人に見えないものが見えるんだ。このチャップリンの言葉は本当に本質をついていると思うぞ。作品がすべてなら、敵前逃亡でさっさと代表を捨てるような党首は政治家として失格だろう。だって政治家だって結果がすべてだろうから。

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