伊達政宗

曇りなき 心の月を先だてて 浮世の闇を照らしてぞ行く
-[1567-1636] 安土桃山~江戸初期の大名 伊達政宗の辞世の和歌-

戦国大名では信長、秀吉を筆頭に、上杉謙信、武田信玄とならぶ大スター伊達政宗公の辞世の句です。

なんといっても歴代大河ドラマで、渡辺 謙演じる「独眼流正宗」が視聴率トップだそうだからその人気がわかるよね。

人間国宝の染織家、志村ふくみさんの本の中に正宗公が着ていた陣羽織そのものが紹介されていたんだけど、これがまあ、洒落モノで水玉模様のポップなデザインなんだ。

NHKの衣装在庫には絶対ないだろうな。

いまだにおしゃれな男を「伊達男(だておとこ)」というのはここからきている。

なんといっても、スターウォーズの主役(だろ?)ダースベイダー卿のあのマスクは伊達政宗の甲冑(かっちゅう)がモデルだってのは有名なハナシだ。

最近の時代劇は衣装が変わってきたよね。

昔はみんな同じような衣装を着てたけど、最近はだいぶ凝ってきている。

今風にアレンジしてあるんだろうけど、戦国時代の武将や姫君たちは、僕らが思う以上にお洒落してたみたいだ。

TVでかわり映えしない衣装だったのは単に予算のせいなんだろう。

正宗公も右目が天然痘(てんねんとう)のせいで醜くつぶれていたという。

このおかげで実の母から毒までもられ大変な目にあっている。

こんな時代だもの五体不満足だっていうのは「お家の事情」が許さなかったんだろう。

その辛さを乗り越え、お洒落で、料理上手で美食家、ユーモアもあり、戦には冷徹で、歴代の天下人をビビらせ、かつ尊敬された正宗公は清々しい辞世を残しあっぱれ人生をまっとうしたのでした。

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