カサブランカ

「十年前、君はなにをしていたんだ?」「歯列矯正をしていたわ・・あなたは?」「職をさがしていたよ。」
-1942年米国映画「カサブランカ」でのリック(ハンフリー・ボガート)とイルザ(イングリッド・バーグマン)の台詞-

バイカー修ちゃんは、「カサブランカ」のDVDを持ってます。母が誕生日にプレゼントしてくれました。何度見ても見飽きることのない、そして見るたびに映画はこの時点で完成し、あとは堕落の一途をたどっていると思わせる映画だと思うぞ。まず、ボガートはともかくイングリッドの美しさに息をのむ。今、こんな美しい女優がいますか?イングリッドは美容整形なんかしてないんだよ。それとオートクチュールの衣装。カネがかかっているってことが見てわかる。今はブランドがスポンサーについてとっかえひっかえ「商品」のCMやってる広告主義が鼻につくでしょ?そして辛い話なのに上品でしょ?これを今、作ってごらん。リックとイルザの回想シーンで濡れ場がでたり、必ず過剰な暴力シーンが入る。やだねえ。映画は商売だから、ドンパチとセックスのない映画は売れないんだとさ。一般大衆ってやだねえ。この一般大衆が民主政治のキーワードなんだから政治も堕落するはずだ・・なんて脱線。でもこの「カサブランカ」全編、名言セリフのオンパレード映画だ。ちょっと訳がまずいけど。まずこの「歯列矯正をしていたわ・・あなたは?」「職をさがしていたよ。」だけど、多分「歯にブリッジをしていたわ」ってのが自然だろう。でも、つい10年前くらいまでは日本では歯列矯正は一般的じゃなかったしな。無理もない。このセリフのすばらしいところは、なんとなく10年前の二人の歳を連想させ、今の年齢が想像できるとこだと思うぞ。本当にすばらしいセリフだと思う。何度も何度もリプレイしちゃうよね。うーん、僕はリックにはなれないなあ・・。

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