乃木希典(まれすけ)

うつ志(し)世を 神去りましゝ大君乃 みあと志たひて我はゆくなり
-[1849-1912] 江戸出身の明治の軍人 乃木希典 明治天皇の崩御(ほうぎょ)を追って妻静子と自害。辞世の和歌-

月曜日から辞世の句などとおっしゃらないでくださいな。つい先般、愛媛県松山市にバイカー修ちゃんは出張した。そこで今年4月にオープンしたという「坂の上の雲ミュージアム」を見に行ったんだ。なかなかどうして安藤忠雄さんの設計も奇抜だし松山の顔になりそうだぞ!・・で、「坂の上の雲」を初めて読んだのは高校生の頃だった。お決まりのように「竜馬がゆく」についで読んだものだ。ハマッたねえ。でもこれで乃木大将のイメージまで固まっちゃった。乃木大将が無能な作戦を強行したために旅順で大変な死傷者をだしてしまったという件だ。今ではこれは疑問を持っている。明治天皇の後を追って殉死した乃木大将。そして・・なんと静子夫人まで殉死したんだ。静子夫人の辞世の句も残っている。「出でまして かへります日のなしときく けふのみゆきに逢ふぞかなしき」さすがにこの事件は大正の世でも大変な話題になった。まさしくラストサムライだと思うぞ。人物の評価は二転三転する。とくに軍人の場合は戦後日本の風潮もあって厳しくなりがちだ。司馬遼太郎さんみたいなビッグネームからコキ下ろされたらたまらない。乃木大将も息子さん二人を日露戦争で亡くされて乃木家もなくなっちゃった。だからここまで書いたんじゃないかってくらいコキおろしている。高潔な人物だし、今ではこのような「武士」はもう日本にはいない。バイカー修ちゃんは乃木大将の再評価がなされることを祈ってる。こういう話を学校の先生。それも校長先生なんかもほとんど知らない。これじゃいかんと思うよ。バイカー修ちゃんは子供には独自の歴史観を話しています。

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