北条氏政

我が身いま 消ゆとやいかに思ふべき 空(くう)より来(きた)り 空に帰れば
-[1538-90] 戦国武将相摸小田原城主 北条氏政 豊臣秀吉の小田原征伐自刃の際の辞世の和歌-

北条氏政・・それだれ?っていわれますかね?バイカー修ちゃんのネタでは歴史モノの評価は二分するんだよねー。歴史好きの人と歴史ダメの人と分れちゃうんだ。で、この関東地方のスター、北条氏はそのルーツを鎌倉幕府をつくった源頼朝にまでさかのぼるけど、後北条氏ってわけてあることが多い。で、この氏政。評判はいまひとつなんだね。なんせ伝統の北条家を滅亡させた人だから評価は下がるよね。お父さんの三代、北条氏康は名君のほまれたかい。なんたって「うじやす」は一発変換できるけど、「うじまさ」はできないもんな。こんなとこに後世の評価がでるんだよね。しかたないよな。お父さんの北条氏康の時代は歴史上「超大物スター」目白押しだ。まるで「団塊の世代」の70年代フォーク・ロックのスターと同じだ。創世記の実力もだけどそれに「伝説」まで加わるもの。なんせ「テレビに出ない」ことがカッコよかった時代。今の電波ゲイシャのような時代からは考えられませんな。おっとっと・・。北条氏康のころは、武田信玄、上杉謙信、今川義元、織田信長がゾロリ大暴れしていた。オヤジの世代があまりに偉大だと息子は悲惨だ。武田さんちの息子勝頼は自刃。上杉さんちは家督争いで景勝と景虎が大ゲンカ。織田さんちの息子も全滅。・・でこの氏政だ。スターがいなくなったら「成り上がり」の時代だ。ボンボンはみんなしたたかな秀吉や家康、利家たちにいいようにやられちゃった。でもね、言われるほど凡庸(ぼんよう)ではなかったと思うのだ。かつての「小者」秀吉に切腹を命じられた気持ちはいかばかりか・・。なんとこのとき弟の氏照まで切腹だ。彼の辞世も紹介しよう・・「吹きと吹く 風な恨みそ春の花 もみぢの残る秋あらばこそ」  合掌・・。

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