岩倉具視(いわくらともみ)

我が国小なりといえども誠によく上下同心(しょうかどうしん)その目的を一にし、務めて国力を培養せば、宇内に雄飛し万国に対立するの大業甚だ難しきにあらざるべし。
-[1825-83] 明治維新の貴族 岩倉具視 明治12(1879)年3月に記した「国本培養に関する上書」より-

100年前にこの予言、「日本人が目的をひとつにすれば世界に雄飛する」岩倉卿は公家だけど、こんな先見性があった人もいたのだ。バイカー修ちゃんくらいの世代はムカシ、500円札というお札があった時代を知っている。今じゃコインだけど。この500円に印刷されたお顔がこの「岩倉具視」卿だった。公家から大臣にまでなって、岩倉使節団として大久保利通や木戸孝允らとヨーロッパやアメリカに視察に行った人だよね。幕末や明治の裏話もいっぱい知ってた人なんだろうなあ。でもこれが志(こころざし)っていうんだろうな。大志の前には小事にこだわらず。命がけで日本を動かした男たちがつくった国を、口先三寸のものたちが「自動操舵」している国。それがわが国の現状だろうな。今はホルムズ海峡を通過するくらい混乱した海路を航行する船がわが国なのに、過去からの路線で自動操舵でいいわけないだろう?あるときは右に、あるときは左に舵を切らなきゃ。「上下同心(しょうかどうしん)その目的を一にし」なければならない時代が今だと思うのだ。個人や中小企業は「自主自立」の精神が必要だし、国家はナショナリズムと言われようがなんだろうが国の防衛や経済、食料の保全なんかを第一に考えるべきだと思いませんか?今は逆だ。個人や中小企業は国に「守ってくれ!」って言うし、国は「グローバリズムだ!」ってほったらかしだ。守ろうとしてるのは道路くらいかな?じゃあ、政治家もグローバリズムで優秀な政治屋を外国から雇い入れたらどうですか?田舎の名士の方々の名誉職だと思われたらかないませんな。

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