ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテーロ

我々が長い間のテロとの戦いで学んだことは、テロと戦うことと引き換えに、民衆の自由を奪い、民主主義をゆがめ、先制攻撃の名のもとに軍事行動を行うことこそが、テロリスト達にとっての勝利だということである。
-[1961-] 2004年4月にスペインの首相に就任した ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテーロの2004年10月の国連総会での演説-

10日の新聞で、スペインのサパテーロ首相率いる社会労働党が勝利した。お隣の韓国は左翼政権にいやけがさして、ハンナラ党の李 明博(イ・ミョンバク)新大統領が誕生したあとだったんでどうなるだろうと思ってたんだ。韓国の人たちもいいかげん「太陽政策」で金正日さんにあしらわれる間に、経済がガタガタになったことに頭にきたんだろうな。で、スペインだ。この国は30年もの長きにわたってフランコ将軍の独裁政権だった。なんせヒトラーの支援で政権をとった人だから、ヒトラーやムッソリーニが亡くなってもこのフランコ独裁がそのまま続いたの驚きだったもの。でも、ヒトラーの要求をはねのけて第二次大戦には「中立」で参戦しなかったのはすごいよね。でもなんでも終わりがあるようにフランコ将軍が亡くなってからスペインは民主化した。・・で今は、左翼系のサパテーロ政権だ。この発言すごいよね。観光大国のスペインで堂々とアメリカとブッシュ大統領を批判してる。でもこの後スペインも経済がおかしくなっちゃって今回の選挙で社会労働党はヤバいんじゃないか?って思ってたら、勝ちましたねえ。今のスペインはなんか日本みたいにアイデンティティをなくしつつあるような気がする。フランコの否定がスペインそのものの否定につながっているような気がするんだね。来月、バイカー修ちゃんはお隣のポルトガルに行く。はじめてのヨーロッパなんだ。なんでポルトガルかって?だって長崎はポルトガルとはカステラつながりで関係が濃いんだよ。まずは、南欧でしょ。バイカー修ちゃんはアメリカ放浪時代、中米や南米の公用語がほとんどスペイン語かポルトガル語だったのをみてかつての「大航海時代」を感じた。かつての大帝国だったこのラテンの国はいまではその面影もあまりない。そこが見てみたいトコロなんだ。サパテーロ首相になってスペインはあまりうまくいってないようだし、ポルトガルも東ティモールを手放して、もう植民地はない。経済も低迷してる。大帝国だった国がここまで小さくなる極端な例かもしれないな。そこで暮らす人々を生で見てみたいんだ。

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