エリスン・ショージ・オニヅカ(鬼塚承二)

風は偉大なる者を燃え立たせる。
-[1946-86] 福岡県浮羽市から移住した日系二世 米国の宇宙飛行士スペースシャトル「チャレンジャー」の事故で殉職 米国ではアジア人初の宇宙飛行士 エリスン・ショージ・オニヅカ(鬼塚承二)が高校卒業のときに書いた言葉-

今日(23日:日曜日)は息子の中学校の卒業式だった。息子の学校は中高一貫校なので、4月からは高校生にはなるのだが、やはり感慨深いものがある。卒業生代表の言葉に「狭き門より入れ・・」という聖書の言葉を英文で述べるくだりがあり、なかなか感動ものであった。卒業式といえば、バイカー修ちゃんはエリスン・オニヅカを思い出すんだ。ハワイ出身の彼のルーツは福岡県浮羽市。苦労して日系米国人宇宙飛行士となった彼の心は、仏教徒で、宇宙で箸を使うなぎれもない日本人。今日のこの言葉は彼が高校卒業のときに書いた言葉だ。そして彼の自伝にタイトルにもなっている。「風は偉大なる者を燃え立たせる」でも彼は二度目の宇宙飛行で搭乗したスペースシャトル「チャレンジャー」の爆発事故で亡くなってしまった・・。彼のような優秀な青年の魂を神もきっと必要としているんだろうな。風は命を躍動させる。身体の全分子が振動を始める。二本の足で走ると風が吹くだけで疲れた身体から出る汗の蒸発を促進し、走る意欲を高めてくれる。バイクに乗ると風は「粘るカタマリ」となってライディングをスポーツにしてくれる。しかしスペースシャトルのスピードになると、風は「ルシファーの鉄槌(てっつい)」となって、肉体を破壊する。「死んでもいいから、飛びたい」オニヅカさんは言った。でも、これを僕の息子が言ったら・・、複雑な気持ちになるだろうな。"Wind enkindles the Great"偉大な志は、しばしば親の心配を誘い、そして不幸にもそれはしばしば現実となる。でも、それを恐れない子どもであってほしいし、それを恐れない親でなければならないと卒業式を見てて感じたな。僕は子どもの写真を撮るのも忘れてぼーっとしてたんだ。

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