オーギュスト・コント

見するために観察する。予知するために予見する
- [1798-1857] フランスの哲学者 オーギュスト・コントの言葉

コントといえば「実証哲学講義」が有名だね。8年に及ぶ「バイカー修ちゃん今日の一言」でコントははじめての登場だ。軽く見てたんじゃないよ。その逆だ。コントの研究では日本では清水幾太郎先生が有名だ。その「清水幾太郎の20世紀検証の旅」(日本経済新聞社:刊)を書かれた清水幾太郎先生の一番弟子、松本晃先生が今回の旅の同行者なんだ。そのポルトガル旅行のテーマはずばり「予見するために観察する。予知するために予見する」なのだ。なぜポルトガルかって?それはかつて世界をかけめぐった「ポルトガル海洋大帝国」の今を見ることは、かつて世界の大経済大国だった・・日本を見ることに通じるでしょう?正直今の、小柄でおっとりしてて、にこやかで人のいいポルトガル人にバスコ・ダ・ガマやエンリケ航海王子の面影はないんだね。ポルトガル人には失礼だけど、ラテンの国で最も美男・美女が少ない国だってポルトガル人が言ってたくらいだもの。でもこの国はただものではない。豊かな歴史とそれを観光資源として活用するしたたかさと、親切な人柄っていう風土・歴史・文化があった。それは日本人にも通じるだろう?ポルトガル人は親日家だよ。本当に人がいい。アメリカ人よ少しは見習った方がいいと思うぞ。ポルトガルの京都、コインブラにも行った。ここには歴史あるコインブラ大学がある。大学のキャンパスが国宝ものの文化財だ。ここにはかつての植民地ブラジルからも留学生がたくさん来てた。ちなみにポルトガルで多い苗字が「ダ・シルバ」さんだ。鈴木さんってカンジだね。あの天才F1レーサーのアイルトン・セナの本名もアイルトン・セナ・ダ・シルバなんだ。彼が途中から「ダ・シルバ」を名乗らなくなったのもそのへんに理由があるのかもねえ。ブラジルは今「BRICs」として日の出の勢いだ。彼ら留学生の部屋はすぐわかる。ブラジルのあの緑色の国旗が窓にあるからだ。やはり宗主国と植民地の関係は深いものらしい。また、独立したといっても宗主国たる責任はまっとうしてるこのポルトガルも歴史での主役たる風格を感じたな。今じゃ経済も本国を追い越したブラジルといえど心の兄であり父なんだろうな。彼らブラジルの国旗に文字が書いてあるだろう?あれはポルトガル語で"Ordem e Progresso"英語だと、"Order and Progress"、日本語だと「秩序と進歩」だね。これは・・コントの言葉なんだ。フランス人コントの教えはポルトガル語で引き継がれてる。やはり、ヨーロッパは連邦なんだ。ブラジルやアルゼンチンがこれに入らない保障はないと思うぞ。

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