サー・ウイリアム・ウォレス

大逆罪によって、手足の極限までの引き伸ばし(drawn)。強盗と殺人によって、絞首(hanged)。聖物冒涜によって、内臓摘出(disembowelled)。アウトローとして、斬首(beheaded)。複数の略奪行為によって、四肢の分断(quartered)
-[1272?-1315] スコットランドの愛国者 サー・ウイリアム・ウォレス 残虐なイングランド国王 エドワードⅠ世より受けた判決文-

ポルトガルの町々、リスボン、コインブラ、エボラ、ポルト、ナザレ、パルメラ・・けっこうベンツのマイクロバスで走ったなあ。運転手のアントニオさん本当にお疲れ様。各地にある大聖堂に足を運んだ。エボラ大聖堂では長崎から初めてヨーロッパに派遣された千々石ミゲルら「天正四少年」が引いたというパイプオルガンも見た。約500年も前にここに来たんだな。何年もかけて・・。この件はあらためて書こう。毎回イエスの十字架を見て思うけど、西欧の処刑の残虐さはすさまじいものがある。中国もすごいけど。「専制君主制」を維持するには恐怖をあおる必要があったとはいえ、尋常じゃない。今日書いた「判決文」はメル・ギブソン主演で話題になった「ブレイブ・ハート」の主人公、スコットランドの英雄、イングランドの極悪人ウイリアム・ウォレスに与えられた判決文だ。すごいだろ?死刑になるのに9年も10年もかかる現代がいかに人権を尊重してるかわかろうというものだ。もうひとつ例をあげよう。「フランスの救世主」「オルレアンの乙女」といわれたジャンヌ・ダルクの首にイングランドがかかげた札にはこう書いてあったそうな、「ジャンヌこと自称「乙女」、虚言者、毒婦、世人を惑わせた女、巫女、盲信者、神をけがせし女、驕慢の者、イエス・キリストを誤信せし者、増飢慢、偶像崇拝、残虐淫乱の女、悪魔の祈祷師、背教、離教、異端の者、邪宗の女」、このヨーロッパの大聖堂には慈悲と残虐さが色濃く香る。美しさには血塗られた歴史がある。入ったとたんにゾッとするのはそのせいかな。イエスの前で手をあわせ祈った言葉は「南無阿弥陀仏」でした。

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