アラブの諺

真理の矢を投げるのなら、その先端をミツに浸せ。
-アラブの諺-

この言葉はじつは二度めの登場です。一度目は、2004/02/02(http://www.q-bic.net/biker/diary/html/200402/02.htm)バイカー修ちゃんが同じ言葉を二度紹介することはあまりない。この前、ポルトガルに行ったけど、次はドバイに行こうと思ってる。たまたま今日NHKで特集番組やってたね。世界の有り余ったカネ(それも幻想なんだけど)は発展途上の獲物を探して世界を駆け巡る。この20年は中国だった。上海に毒キノコのような東方明珠塔(上海タワー)を建て、圧制と貧困のこの国の国民をアヘンのように混乱させている。次の毒キノコはドバイだ。もともと産業もなにもないこの砂漠の地にその400mの毒キノコ「ブルジュ・ドバイ」は完成間近だ。このバブル・マネーが造る「一時のあだ花」には大きな共通点がある。まるで色鮮やかな毒キノコが群生するところは湿気が多くて日があたらないって共通点があるように・・。それは「専制君主」の国ってことだ。中国もそう。ドバイもそう。君主が「こうしろ!」っていうとそうなっちゃう国。「驚異的な成長率!」そりゃそうだろう。トップダウンなんだもん。中国もアラブ首長国連邦も国土は「共産党国家」か「首長」のものなんだもん。おそらく遠からずこれらは歴史の中に瞬間的に現れては消えるマチュ・ピチュかポンペイのような「伝説都市」になるだろうな。でもこのドバイに関しては、アラブの底知れない知恵があるかもしれない。この100年ほどに限ってみても、アラブの人たちの西欧に対する怒りは根深いものがあるだろう。カネとテクノロジーとをいやというほど思い知らされてきたはずだ。プライドの高いアラブ人は、そのカネの力で、西欧に「鉄槌(てっつい)」を喰らわせようとしているのかもしれないな。ドバイを観るなら今が旬でしょ?彼らは本来遊牧民だ。西欧人と違って失うことなど恐れていないのかもしれない。

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