ミシェル・ド・モンテーニュ

皆を死に慣らすために、我々の墓地を、教会や町のもっとも人の往き来する場所に置いたのだ。
-[1533-92] フランスの思想家・哲学者 ミシェル・エケム・de・モンテーニュ「エセー」より

とうとう恐れていた凶悪な事件がおきてしまった。秋葉原の無差別殺人事件(通り魔ってのは当たってないだろう?計画的に周到に行っているから大量殺人だ)昨今、この手の事件が多いから、必ずおきるとおもっていた。池田の小学生殺人からちょうど7年目のその日だ。偶然じゃないだろう。こういう事件の場合、どこかの大学の先生がなんとも半端なコメントを言うのがお決まりだ。前途ある人間を無差別にサバイバル・ナイフで刺すという無慈悲さと犯人の身勝手さに怒りを覚えるのも当然だ。人間性を喪失した者(それを「人間」と呼べるのか?そしてそんな者に「人権」なんてあるのか?)にとっていかに法律が無力かということを、メディアが一瞬に全世界に配信したも同然だ。そしてこんな奴にも「人権的弁護士」がついて、また「心身喪失」だなんて言いだすんだ、きっと。まったく亡くなった方々の遺族はいたたまれない。これが中国だったら、即刻死刑だろうな。あそこは意思決定ははやいから。それもまた別の次元の問題を生むんだ。思えば、長いこと人類は、圧政や戦争やたんなる盗賊なんかに無慈悲にまるで虫けらみたいに殺されてきたんだ。「人権」なんて言葉は最近、実感してきた言葉なんだね。亡くなった方々の亡くなったその意義をどこに求めればいいのだろう?われわれはあまりにも、平和に慣れすぎてしまった。人の死は突然やってくるんだ。明日はわが身だ。バイカー修ちゃんは、モンテーニュのこの言葉を思い出してしまった。

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