橘曙覧(たちばなのあけみ)

たのしみは まれに魚(いを)烹(に)て 児等皆(こらみな)が うましうましと いひて食ふ時
-[1812-68]  幕末の歌人・国学者 橘曙覧(たちばなのあけみ)「独楽吟」の和歌-

今日の長崎は、残念かがら雨・・、それもときおり大雨だ。
今日、ここによく来てくれるタクシーママが会長をつとめる「全国子育てタクシー協会」の総会・イベント・フォーラムが長崎で開催される。
タクシー業界が取り組む方向として、「子育て」や「介護」の方向に向かうのはとても自然なことだと思う。
これだけマイカーやスクーターが普及して、公共的な乗り物のあり方も変わってくるのは当然だろう。
振り返って、家庭ではどうか?江戸時代だって、この橘曙覧の和歌にあるように、たまに魚を煮て(当時は煮魚なんて庶民はなかなか食べられなかったろうな)子どもたちが「おいしい!うまい!」っていうのが幸せだって読んでる。
よくわかるねえ。それだけ食事ってのは家庭の団欒(だんらん)だったんだね。
今じゃどうだろう?食事のありがたみも薄れ、単なる「エサ」になってる。物質的に豊かになって、心はさもしい。
これじゃ幸せになるという目的のために手段として豊かを目指したのに、豊かになることを目的とはき違え、家庭まで犠牲にしたという、いつも目的意識のうすい日本人の悲劇の象徴のような時代だな。
これを業界で考えるっていうこの「子育てタクシー」にはバイカー修ちゃんも共感します!
タクシーママ。今日はがんばってください!

月別 アーカイブ