ニッコロ・マキアベリ

天国へ行くのに最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである。
-[1469-1527] ルネサンス期イタリアの政治家・思想家 ニッコロ・マキアベリの言葉-

ニッコロ・マキアベリは「マキャベリズム」って言葉もあるくらい、冷酷な男だと思われているフシがある。
この言葉はだいたい、手段のためならなんだってやるって意味に使われている。
でもね、塩野七生さんもこの人について書いているけど、そんな単純なことは言ってないんだね。
「君主たるもの、時には冷酷にならねばならぬ」とは言っている。
ぜんぜんニュアンスが違うと思うぞ。その意味でこの今日の一言も深い意味があるよね。
なんと哲学的だ。「平和を望むなら戦争の研究をしろ」ってのと同じだ。
ちなみに今度アメリカで民主党のオバマ氏と大統領選挙で戦う共和党のマケイン氏は、日本の政治に関してこう述べている。
「日本が自衛隊を海外に送り出したりすると、日本がまた軍事大国になるという説には、根拠がない。私はむしろ逆に日本の消極的平和主義のほうが問題だと思っている。」とね。
これがまともな国の大人の政治家の発言だと思うぞ。
日本に足りないもの、それが「マキャベリズム的史観」だと思うんだ。
世界の情勢は空を飛ぶような平和論に耳をかたむける人はいないのが現実だ。
隣の国では、また暴動が起きている。日本のメディアの報道は控えめだね・・・例によって。
この暴動にも、やっぱり少数民族問題が絡んでいるようだ。起こった場所が「貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州」なんてところだもの。
少女の暴行事件というきっかけに国家もゆがみが現れる。
人の命がかように軽い国が現実にあるんだね。それも近くに。
左翼の国がじつは右翼的で、こんな国から「右翼的国家」なんてののしられているわが国は世界でもっとも「左翼的国家」でした・・・・なんてほとんどジョークの世界ですな。

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