ヘルムート・シュミット

テロリストの要求に応じることは、将来多くの人命を危険にさらすことである。

将来、危険にさらされるであろう人命のことを考えて欲しい。
-[1913-] ハンブルグ出身 元西ドイツ首相 ヘルムート・ハインリッヒ・ヴァルデマール・シュミットの言葉-

いよいよ北海道洞爺湖サミットが7日に開催される。
このサミットの会場となった「ザ・ウィンザーホテル洞爺」のいきさつや、そこで検討される内容になんかあまり興味をもっていない・・と言ったら怒られるかな。
しかし、相当なテロ対策の警備が行われている。マスコミの報道もさらっと流している感じということは、相当な報道規制がしかれてるんだろうな。
洞爺湖に潜ったり、空中にもレーダー装備の偵察機を飛ばして「911」の再来にも備えているといった報道がされている。
エコおかまいなしといった「わがままファーストレディ」もいらっしゃるとかでこりゃ警備の担当の方々も大変だ。本当にご苦労さまです。
あってはならないけど、これだけ世界情勢があぶないとテロの危険性も十分ありえる・・と判断してるからこんなにモノモノしいんだろうな。
日本の警察官や自衛官の方々の能力はすごくレベルが高いんだろうと思ってる。
バイカー修ちゃんのいとこにも大阪府警の警察官がいる。彼は子どもの頃からすごくいいやつだったけど、警察官の鏡のような男だ。バイカー修ちゃんの自慢でもある。
問題は、わが国のトップの方々の資質にあると思うぞ。
今をさる1977年9月バングラデシュはダッカ空港でおきた「日航機ハイジャック事件」。
今の福田首相のお父さんの福田赳夫首相は、「人命は地球より重い」と言って、この犯人の「日本赤軍」を逃がしちゃった!!これを「超法規的措置」というんだそうな。
過激派はこれに味をしめたのかこの1ヵ月後、な、なんとドイツのルフトハンザ航空機が「パレスチナ解放戦線」にハイジャックされた!
飛行機はぐるぐる回って最後は、ソマリアはモガディシュに着陸、機長は犯人に射殺され最悪の状態に・・。
西ドイツの対応はここからがすごかった!当時の西ドイツ首相がこのヘルムート・シュミット氏だ。
彼は、現場に「GSG9(ゲー・エス・ゲー・ノイン:(国境警備隊第9大隊)」という見なれない部隊を送った。なんと!この「国境警備隊」は、たった5分で犯人全員を射殺。乗客は全員無事というはなれわざをやってのけて、風のように去っていった・・・。あざやかすぎるドイツ特殊部隊「GSG9」のデビュー戦だった。
バイカー修ちゃんはこの時の新聞記事を今でも鮮明に覚えている。
去ってゆく「GSG9」の精悍でするどい目線は、まるでナチス時代にアメリカやソ連などの連合軍を震えあがらせたドイツの最強部隊「Waffen-SS :武装親衛隊」を思い出させた。恐るべしドイツ人!!
これでテロリストもルフトハンザ航空をハイジャックしようなんて思わなくなったろうな。
当然、たった1ヶ月前の日本の「バンザイ降参」対応とのあまりの格差に賛否両論わきおこった。
長くなったけど、シュミット首相の「今日の一言」はそのときの重い重い言葉だ。乗客の命もやむなし。
今後のテロ犯罪には毅然と立ち向かう姿勢がすごかった。
さすがに元ドイツ国防軍将校として、連合軍と戦ったつわものだ。
今のジュニア福田首相にこのような覚悟があるようにはとても見えないぞ。
命がけで任務をまっとうしている現場の人々に対し、腰のひけた国家のトップ。
これじゃまるで戦時中の日本と同じじゃないか。情けないぞニッポン。
今ではダッカ時代と違って日本にも特殊部隊「SAT:特殊急襲部隊」がいる。どうか無事に終わることを祈っています。警備にあたる大勢のみなさん本当にご苦労様です。応援しています。

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