H・G・ウェルズ

環境と完全に調和した動物は完全な機械だ。習性と本能が役に立たなくなった時に、初めて知性が必要になるのである。変化も、変化の必要もないところに知性は生まれない。
-[1866-1946] 英国の作家・評論家 SFの父 ハーバート・ジョージ・ウェルズ「タイムマシン」より-

「環境」をテーマに「北海道・洞爺湖サミット」が開催されている。
もうまったなしの世界の環境状況なのに、案の定先進国の首脳の発言は自国のエゴと国益のかたまりだ。
資源でイニシアチブをとりたい国、原発を売りたい国、都合のいいときだけ「発展途上国」になる国、アフリカやアジアで搾取しまくって、近代社会を作り上げたのは先進国といわれる国々でしょう。
片側で平和を口にしながら、TVで見たダガーナイフのメーカーは、アメリカの「スミス&ウェッソン」だったり、ドイツの「ワルサー」だったりする。
どっちも世界的に有名な銃器メーカーだ。これらは日本刀や刺身包丁とは次元が違う。
世界50億の発展途上国の人々がこの原油、食料の高騰に苦しみ、飢餓が進行してるというのに先進国首脳たちから、さほどの危機感が感じられないのはいかがなものかと思うぞ。
今こそ、ウェルズのいう「人類の知性」が試されているのではないだろうか?
希少な石油は、人類の知性が宇宙的に羽ばたくための「導火線」なんだろうと思うぞ。
宇宙は茫漠(ぼうばく)とした砂漠ではない。エネルギーにあふれたフロンティアだ。
地球にふりそそぐ太陽の核融合エネルギーのうちわれわれが活用できているのは何万分の1だそうだ。
人間の智恵はこれを解決していくだろうと信じている。
でもそれを阻害する要因は、人間特有のエゴと身勝手さと、無関心だろうな。
これを解決できないと人類は神から、今のレベルの人類に適応できる人口に削減されるだろうな。
その適正人口は過去2000年の世界人口、10億から20億くらいだろうな。
どんな手段を神がお選びになるかは想像にまかせよう。
神は人類だけの神じゃないからなあ。地球の適正を考えていらっしゃるだろうから。

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