嶌 信彦(しまのぶひこ)

私はスーパー、コンビニは生物にたとえると「肉食動物」、商店街は「植物」だと考えている。
-[1942-] ジャーナリスト・慶応大学講師 嶌 信彦の言葉

これは嶌 信彦氏の2005年4月の発言だ。これを読んだとき「ハッ!!」とした。
この本質を比喩(ひゆ)でサラっと言えるのが知性なんだね~。言いたいことは伝わるだろう?
大型スーパーやコンビニは攻撃的でまるで「肉食動物」だね。
それにくらべ、町の商店街は自然発生的にでてきた「植物」そのものだ。
目立たないしおおかた魅力もない。しかし、この言い方で「ハッ」としたのは、これは食物連鎖だということなんだ。
昨今、大型スーパーにやられて「シャッター通り」になる商店街が全国に急増した。
以前は共存してたのに。肉食動物がバランスを崩して増殖しだしたんだ。そうなるとどうなるか?
「植物」が絶えると、草食動物は減少する。その草食動物を食らう肉食動物にも・・・・影響がでるのだ。一般大衆は草食動物だ。あっちフラフラこっちフラフラ。でもそれ自体が減少している。
肉食動物の腹を満たすにはもう足りない。こうなると、肉食動物は、共食いを始めるぞ。
世界的にみてごらん。ウオルマートやイトーヨーカドーにしたって業績にかげりが出てるでしょう。
なにかが狂ってる。人間は、夜は寝るもんだ。
寝ない人間が増えるのは異常だ。
文明はドラッカーのいう「安定的成長」を続けるために自らを抑制する意思が必要だ。
これにもっとも欠けている国、残念ながらそれがわが国だと思うぞ。

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