鈴木敏文

消費は経済学ではなく心理学で考えなければならない。
-[1932-] 長野県出身 セブン&アイ・ホールディングス会長 鈴木敏文 「本当のようなウソを見抜く」より-

さすがは鈴木さん、中央大学理事長というアカデミックな面を持つ経済界の巨人だな。
この言葉はまことに名言だと思う。消費はマインドだもんな。
しかし、バイカー修ちゃんの会社は、鈴木さんとはくらべものにならない小さな会社だけど、この5月あたりから景気の先行きに、底知れない不気味さを感じている。
地方経済の衰退って一口に言うけど、これはもう明らかに国家的衰退の兆候だと思ってる。
あの小泉改革以来、この国の経済の破壊とこの格差はただごとではないと思う。
アメリカに追従して「グローバルスタンダード」なんて英語にもならない呪文をとなえていったいなにを得たんだろう?
当のアメリカの経済もガタガタになってあと10年持つんだろうか?って感じだ。
製造業より金融を優先する政策のはてがどうだ?金融大国のアメリカ自体が金融政策の失敗をサブプライムローン問題で明らかにした。ありゃどうみても国家的詐欺事件じゃないか?
いきすぎた証券化は「情報の非対称」という問題を生む。買った証券が安全かどうか判断のしようのない証券なんてフェアじゃないだろう。こんなことで貯蓄より消費を奨励するアメリカ社会は不健全だ。
日本はこんな国を手本にしちゃいけないと思う。自分の強みをさしおいて苦手な分野に注力するのは戦略的に間違っている。
日本の製造業が優秀なのは世界一優秀な中小企業があるからだろう?今その中小企業が全滅状態だ。
大企業はいまや安いだけの部品を調達し、ハケンのお兄ちゃんが明日の望みもなく造る工業製品は、不良率の悪化とリコールの嵐。それに急速な競争力の低下となる。
アメリカにしてやられたなって感じだな。
世界はナショナリズムに向っているという人も多いけど、いいかげんアメリカのご都合主義に辟易(へきえき)してるんだろう。
われわれには、世界に冠たる文化と歴史。そして価値観があるはず。
経済至上主義の終焉(しゅうえん)がもうそこに迫っている今、落ち込んでいるヒマはない。
お金は使ったらなくなるけど、人にエネルギーを放射したらn倍になって帰ってくる。
今週もエネルギー満タンでいこうぜ!

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