「平成」の意味 宇野精一

平成の「平」は辞書では「干(かん)」部の漢字です。「干」とは盾(たて)の意味があります。また、「成」は「戈(か)」の部の漢字です。「戈(か)」は鉾(ほこ)の意味です。つまり平成という元号の中には「干戈(かんか)」がある。干戈とは、武器や戦という意味です。「平成」は平和な時代だけれども、その平和は実は武器のおかげで、そしてこれまで国のために命を捨てた人々のおかげで保たれているのです。
-[1910-2008] 東京出身の東大名誉教授 宇野精一 「平成」の意味について-

宇野先生も今年1月に亡くなられたなあ・・。
先日、読者のくまさんが「平」のついた元号のといは荒れるってコメントくださいましたけど、そのことを宇野先生が述べているんですね。
それを紹介しましょう。「平成」は、干戈(かんか)を交えた恐怖の上に平和がなりたっているんですねえ。
個人個人の生活だってさ、そうじゃないですか?
生活の不安、人間関係の不安、すべて不安だらけです。「しあわせ」を実感するためには、家やクルマなどハードウェア投資が大きすぎる。
ムカシはさ、ちゃぶ台でジャガイモのお煮付け(肉なんて入ってないから肉じゃがではない)をおかずにご飯食べてしあわせだったし、笑いが絶えなかった。
何かを得ると何かを失う。
世界一物欲に恵まれたら世界一精神的平安を失うのは必然かもしれないね

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