劉向(りゅうきょう)「説苑(ぜいえん)」より

命に従いて君を利する、之を「順」と為し、命に従いて君を病ましむる、之を「諛(ゆ)」と為し、命に逆らいて君を利する、之を「忠」と謂(い)い《逆命利君》、命に逆らいて君を病ましむる、之を「乱」と謂う。
-[BC77-BC6] 前漢の学者・政治家 (りゅう)(きょう)が編纂した「(ぜい)(えん)」より‐

昨今の政治家、経済人、自衛官、官僚、そしてマスコミ芸人の言いたい放題はいかがなものか?
無責任極まりない発言のオンパレード。
それも、自分自身はその問題の「外側」にいて「傍観者」の立場から批判をする人が多い。
まあ、自衛官のケースは「確信犯」だったけど。
日本は自由な国だからいいけどさ。発言の軽さには違和感を感じる。
自分の発言が、本当に国や社会のためになっているのか?「順」、「諛(ゆ)」、「忠」、「乱」これらのうち、どれにはいるのか考えてみるといいよ。
特に、「忠」。これは「逆命利君」とも言われ、佐高 信(まこと)の小説のタイトルにもなっている。
バイカー修ちゃんの会社の机にはこの本が置いてある。
住友商事の常務だった鈴木朗夫。この破天荒な男の生涯を描いた小説さ。
ときの住友商事の社長、伊藤 正にたてつき、これを諭し、結局は住友商事に大きな貢献をした。
こんな扱いにくい男を常務取締役にまで優遇した伊藤社長も、鈴木も度量が大きい。
「YESマンはいらない!」ってわけだね。
こんな鈴木のような男を「逆命利君」というのさ。
さてあなた会社員ならあなたは「逆命利君」たる人物ですか?
あなたが経営者なら「YESマンはいらない!」と言えますか?

月別 アーカイブ