マーク・ベニオフ

政府がインターネットのインフラに投資するのは、道路整備に投資するのと同じことだ。今後ソフトウェア産業は、インターネットを介したソフトウェアサービスに転進しない限り、生き残れないであろう。
-[1942-] 米国 セールスフォース・ドットコムCEO マーク・ベニオフ 2006年7月の発言-

セールスフォースは注目すべきSaaS(Software as a Service)の代表たる企業だね。
ここでは難しい話になるからふれないけど、「ソフトウェア」ってモノを売るんじゃなくって「機能」を売る。
それもインターネットでってところがすごい。
デモを見るとこれまた、イスからコロげ落ちるほどスゴい!
なにがスゴいのかって?それは自分で見てみてね!
コレを見ると20世紀から21世紀へのパラダイムシフトを感じるね。
つまり「モノ」から「機能」への認識変化(パラダイムシフト)だ。
これを「ハード」から「ソフト」へってのはちょっと意味が違うと思うぞ。
「ソフト」っていってもそれは大方「マイクロソフト・オフィス」みたいな箱に入った「モノ」以外のナニモノでもなかった。
でもいまは「機能」なんだ。実業の世界では、「サービス」だろうな。
満足のいくサービス。言葉にできない満足。
バイカー修ちゃんは事務機屋さんだから、「コピー機」で説明しよう。
以前は「コピー機」というモノで満足できた。乾式複写技術という「要素技術」で市場が開けた。
でも今じゃ、この機械は、コピー、スキャナ、FAX、プリンタ機能を備えた「複合機」だ。
販売するにも、オフィスの中でどう活用するかの「問題認識能力」そして業務改善・経費削減かつ業績拡大への「問題解決提案」、設置する際の「ネットワーク構築能力」、設置後の「操作指導能力」、トラブルを未然に防ぐ「危機回避機能&能力」、トラブル発生時のサーバーか?複合機か?回線か?ソフト障害か?の「トラブル原因追求能力」そして「復帰能力」。
最後に、「原因結果の説明能力」と「改善提案能力」。
ざっとたかが「複合機」一式販売するのにこれだけの「システム工学的機能」が必要なんだ。
こういう認識がない旧態然とした発想の事務機屋さんはバタバタ逝っちゃってる。
これすべて複合機以外にはほとんど「モノ」がかかわらない人間系の仕事だってのがキモだね。
バイカー修ちゃんがビジネスホテルを経営した理由は、ホスピタリティを追求するサービス業ははやくからこの「システム工学的機能」が要求されていたからさ。
それを学ぶためにビジネスホテル業に進出したんだ。
みんな聞くんだよね。「なぜ事務機屋さんがホテル経営?」ってね。
それは、表面の職種の差異しか見えていないから出る質問だろうな。
機能面で言うとこれほど似ている職種はないのさ。
今日のマーク・ベニオフが言っている意味がたんにコンピュータの世界の話ではないと、あなたは理解できましたか?

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