田辺昇一

歴史は「政治の時代」、「経済の時代」、「文化の時代」と3つの時代を繰返す。
-タナベ経営 会長 田辺昇一の言葉-

僕の現在の歴史観に影響を与えた言葉がコレなんだよね。
僕は経営コンサルタントの田辺昇一会長に会ったことがある。二人で話したこともあるんだ。
そのときに田辺会長は僕にこう言ったんだ。
この言葉はすごく脳細胞を刺激した。
ゆえに僕はこの「米国発金融不況」をある意味、経済偏重の時代の終わりであり、文化重視の時代の始まりだととらえているんだ。
そしてこの終わりと始まりは同時に起きていると思っている。
雇用の問題にしても、たくさんの首切りが行われている反面、ワークライフバランスの推進などが同時に進行している。
ヒトをモノか労働力とみなす時代から、ヒトを尊重する時代への移行期なんだろう。
これは雇用側にも責任があるが、雇用される側にもその責任の一端はあると言えるだろう。
経営側は倒産のリスクと常に向き合うが、雇用される側も自分自身の能力向上と「人の役に立つ度」を磨き上げていかなきゃならない義務もある。
企業に厳しく、労働者に媚びる「朝日新聞」だって、ついに赤字に転落した。
さて、彼らはどのように対応するのか見守ろう。
これは、われわれが生み出す「商品」の価値にも変革を求められる。
経済の時代で認められてきたわれわれの商品・サービスが文化の時代に認められるか否かだな。
「安くて良いモノ」はつくれても「美しいモノ」を生み出すことは別の能力が求められる。
ここがこれからの時代のキモかな。

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